新年あけましておめでとうございます。
個人的なことで恐縮ですが、昨年新築を建てて一年が経ちました。立場上、自分の家が雨漏りするなんて許されないので、建築中は現場に毎日のように出向いて監修させて頂きました。
特に雨仕舞いの工程ではこれでもかというくらいチェックして、最終的には自分でも施工したので絶対に漏れない家が出来あがりました。
自分で漏れないことが分かっているので余裕というか、どんな豪雨でも心配したりすることがない一年間でしたが、逆に雨漏りしている方の気持ちがよくわかります。
雨が降る度に嫌な思いをしたり、また雨漏りするのではないかと不安になることはこの上ないストレスではないかと思います。
一昔前とは家の造り方が違います。特に外壁は通気工法になっているので雨仕舞いが重要になるのですが、壁の中に隙間があることにむしろ過信してしまいがちであることはたくさんの雨漏り事例を見てきて感じ取れています。
ただ言えるのは、どんな斬新な家であっても私のような専門家が重点管理項目を専門的に見て少し手を加えれば、絶対に雨漏りしない家が造れるのです。
それは決して難しいことではなく、基本的な水みちや雨仕舞いのポイントを抑えておいて、過信せず入念に施工しておくというだけですから、是非とも雨漏りしない家を造っていただきたいと願っております。
万が一、補修が必要な際は遠慮なくご相談頂ければと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
代表理事 品川真一