建物種別 | 戸建 |
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価格 | 2,500,000円 |
既存のサイディングボード上方から下方に向けて剥がして行きます。白い紙は二次防水材透湿・防水シートですが、すでにカビが生えており、相当な湿気が溜まっていたことがわかります。
また軒天よりも低い位置までしか透湿・防水シートが張ってありませんでしたので、軒天取り合いや有孔ボードなどから雨が浸入することが懸念されます。
雨水が浸入していた個所や、壁内結露が生じていた部分は構造用合板が腐食していました。壁内結露が生じやすい部位としてはベランダの手摺壁、ウォークインクローゼット、書斎など衣類や本など湿気を帯びやすい物が多く置いてある場所です。
構造用合板は大きな釘が短いピッチで留め付けてあるため、撤去には非常に手間がかかります。
サイディングボードと透湿・防水シートを剥がして構造用合板を裸にした状態で数日乾燥させます。壁内に溜まっていた湿気を外に逃がすためです。
不思議ですが建物が気持ちいいと言っているような気がします。もちろん乾燥養生期間中の降雨対策には留意しなければなりません。
構造用合板が乾燥したら新たに透湿・防水シートを張っていきます。特にサッシ周りや換気口などの開口部周りの防水処置は確実に行う必要があります。
透湿・防水シートを張ったら通気工法に変更するため胴縁を留め付けます。この木の厚み分、構造用合板とサイディングとの間に隙間ができて空気層ができます。空気層は、浸入した雨水を基礎上部の土台水切りから外部に排出させる、あるいは湿気を外部に排出させる目的があります。
胴縁を留め付けたらサイディングボードを張っていきます。サイディングボードが横張りの場合は胴縁は縦に、サイディングボードが縦張りの場合は胴縁は横方向になります。
また直張工法から通気工法に改修出来るか否かは、各サッシの出幅が重要になります。外壁と面一(出幅がないこと)のサッシや出幅が少ない場合は通気工法に変更できません。
店名 | 大同防水工業株式会社 |
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担当者 | 品川 真一(しながわ しんいち) 代表 |
電話番号 | 0120-208-119 |
住所 | 広島県広島市東区牛田本町2-10-23 |