建物の立地条件によっては地上(道路)から撮影出来ないケースもあり、高所作業車が必要になります。
例えば、建物の階高が高かったり、離れて撮影しなければならないような場合です。
このページでは、高所作業車を使った雨漏り調査の例や料金を紹介しています。
高所作業車を使っての赤外線調査実例
このマンションは3階部分の2世帯に雨漏りしています。漏水個所の上部は斜め壁になっており、斜め壁の赤外線調査をしたいところですですが、斜め壁は地上からは見えません。
また近隣に高いビルなどもないので上空から撮影するために高所作業車が必要になります。
しかし正面道路幅は6m未満と狭く、高所作業車の設置場所がありませんので隣地駐車場を借りて高所作業車を設置しました。
この場合高圧線が近いので保護カバーの設置が必須となりますので、事前に周辺環境を確認し、準備が必要となります。
高所作業車から見た斜め壁
高所作業車22mを使用して斜め壁を見るとこのような景色になります。
地上からは全く見えませんが高所作業車を使えば、斜め壁のタイルクラックやタイル目地の劣化、シーリング材の劣化などもはっきり肉眼で確認することができます。
また必要であればボックスを近づけてタイル面の打音調査を行うことも可能です。
斜め壁を赤外線画像でみるとこのような状態でした。
明らかに鉄骨貫通部周りから浸入した雨水が斜め壁タイル裏側へ回っていることがわかります。(青色部分)
さらに、斜め壁タイルが数枚浮いていることも確認できました。(赤色部分)
赤外線調査料金
赤外線調査基本料金(報告書込) | ¥220,000~ |
中・高層マンションの場合は別途追加費用を頂くことがあります
オプションメニュー
高所作業車 | ¥40,000~60,000/日 |
オペレーター | ¥25,000/日 |
オペレーターは高所作業車が必要な場合の運転手費用です。高所作業車とセットで必要な経費となります。