
外壁や屋根のリフォームをしている会社が「散水調査ってシャワーホースで水をかけるだけでしょ?それなら自分でもできそうだからやってみよう!」と知識なくやることがあります。
「やってみたはいいが原因がわからなかった…」という経験が多いそうです。まず、散水調査はだれでもできるものではありませんので、ご自分でやろうとするのはお勧めしません。
散水調査は知識がなければできない
雨漏り119にはマニュアルがありますが、散水調査マニュアルを構築するのに10年かかりました。それを簡単にやられたのでは困ります(笑)。そのくらい難しいことなのです。
もしも数回の経験で成功している方がいるとすれば、それは失礼ながらビギナーズラックです。必ずや壁にぶちあたるでしょう。
再発した時のリスク
散水調査をしてたまたま運よく雨漏りを再現できたとします。そして補修して止まったと思ったらまた再発した・・・こうなるとお施主様の信用は失ってしまうでしょう。
どうして、しっかり補修したのに再発するのか?それは浸入口が複数あるからです。原因が一か所ではないからです。いろんな要因が重なって雨漏りしているからです。そしてなにより、あなた自身が雨漏り原因がわかっていないからです。
散水調査もプロに任せることをお勧めいたします。その方が早いし最も大切なお施主様との信頼関係を守ることにつながりますから。