屋上アスファルト露出防水が施してあるビルの雨漏り調査で赤外線撮影を行いました。
ペントハウスの立ち上りコーナー部から雨水浸入しており、下階に雨漏りしていることが判明しました。
アスファルト露出防水とは
合成繊維不織布にアスファルトを含浸コーティングしたシート状のルーフィングを何層も張り重ねて形成する防水工法で、防水層が露出しているものをアスファルト露出防水といいます。
アスファルト露出防水の弱点
アスファルト露出防水の弱点は、露出しているので物を落としたり洗濯物干しなどを倒したりすると衝撃に弱く傷がつきやすい。夏場などは防水層表面温度が70℃にも達するので、遮熱塗装で防水層を保護していないと長く持たない。特に断熱材が入っている場合は1.5倍防水の寿命は短くなる。